木彫りの鷽:牛天神北野神社

入手場所:牛天神北野神社
東京都文京区春日1-5-2
TEL:03-3812-1862
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郷土玩具マニアにとって1月25日は特別な日。
というのも、天満宮に於いて年に一度木彫りの鷽が授与される「鷽替え神事」の日なのだ。
人気のある天満宮ともなると午前中に全ての鷽が飛び立ってしまう可能性がある。
都内でメジャーな亀戸天神、湯島天神、五条天神で授与される木彫りの鷽は既に入手済み。

今年は文京区にある「牛天神北野神社」を訪れた。
ここは願いが叶う“撫で牛”発祥の神社。

鎌倉時代、源頼朝公が当地にあった岩に腰掛け休息した時、牛に乗った菅原道真公が夢の中に現れた。
1184年、頼朝公はこの岩を「撫で岩(ねがい牛)」として祀り牛天神を創建。
学問の神様として有名な天神様 菅原道真公をお祀りしている神社だ。

9時半に着くと人影はまばら。
というのも、この日は東京の最低気温が-3℃という極寒。
さらに北風も強く吹いているため体感温度はとても低い。
だから参拝客が少なかったのかもしれない。
お参りを済ませ社務所に行くと木彫りの鷽が授与されていた。


高さ7cm、正面に梅鉢の紋様と「牛天神」の文字。初穂料は2000円、手持ちの「木彫りの鷽」の中では最高値だ。
それを物語るように材質は檜、とても良い香りがする。

八角形なので一般的な鷽より彫るのに手がかかっている。
高級感のある木箱に入れられた鷽は崇高な感じがする。
※醤油煎餅を頂けた事が何より嬉しい♪

入手日:2023年1月25日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
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会津中湯川人形 春駒童:青柳守彦さん

入手場所:竹藤
会津若松市中央1-2-7
TEL:0242-22-1068
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福島県郷土玩具ツアー。
ずっと前から手に入れたかった中湯川人形の“春駒童”
本来であれば現地(会津若松市中湯川)まで行って手に入れたいんだけど…
時間的な制限があり現地まで行く事は出来なかった。
事前に製作者の青柳さんに連絡を取り会津若松市内にある販売先を伺った所…
「会津武家屋敷で販売しています」と言われた。
当日、武家屋敷に行ってみると肝心の「春駒童人形」は売り切れだった。
駄菓子菓子!
次に訪れた「竹藤」さんの棚に「春駒童」がいた!


(やった~♪)
日頃の行いが良い人の元には神様が幸運を授けてくれるんだね♪
兜を被った裸の子供が馬の玩具で遊ぶ姿を模った土人形。

“春駒”とは竹の棒に張り子で作った馬の頭部を付けた幼児の玩具。
竹の棒にまたがってパカランパカラン遊ぶもの。

この土人形は馬の頭部のおもちゃを持って遊んでいるようだね。
あどけない子供の表情が可愛い、見ているだけで心が和やかになる。

入手日:2005年10月9日
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宮古島 華の筒みくじ:宮古神社

入試場所:宮古神社
沖縄県宮古島市平良字西里5−1
TEL:0980-72-6137
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夏休みを利用して宮古島を訪れた。
真っ白な砂浜とエメラルドグリーンの海…
世界に誇る「宮古ブルー」の海は感動そのもの。
今まで見てきたどこの海よりも綺麗だと思った。
そんな宮古島の中心地から程近い場所にある「宮古神社」を参拝。


照りつける灼熱の太陽、青空に映える鳥居が見えた。
朱塗りの本殿が沖縄らしい雰囲気を醸し出している。
本殿の前に一対で置かれた狛犬はシーサーそのものだ。

宮古神社は日本最南端に位置する神社。
1590年(天正18年)に宮古島の首里大屋子が熊野三神を勧請して建立したのが始まり。

その後、豊見親三神が合祀され、琉球処分後には神社本庁に属する神社となった。
パワースポットとしても人気があり、商売繁盛や健康祈願も行っている。

日本最南端の神社で「旅の安全」を祈念した後、社務所に行くと…
可愛らしい筒に色鮮やかな花の模様が描かれた「華の筒みくじ」があった。

【華の筒みくじ】
おみくじと共に「水引の花」が一輪入っております。
華の筒に入れ、花の御守りとしてお持ちください。
と書かれていた。

「水引の花」は4種類。
・花(満開の花)
・四つ葉(幸福の花)
・心(愛情の花)
・波の花(清らかな花)
色とりどりのデザインがある中、気に入った花柄を選ばせて貰った。
長さ7cm程の筒みくじ。
はたしてどんな水引が入っているのか?
ドキドキしながら華の筒を開けてみると…


おみくじと共に「波の花」が出てきた。
やっぱりオイラは清らかな心の持ち主なんだね♪
入手日:2023年7月3日
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木彫りの鷽鳥:千葉天神

入手場所:千葉天神
千葉県千葉市中央区院内1-17-4
TEL:043-224-2211
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正月から節分までの期間、郷土ガンガー(郷土玩具マニア)は慌ただしい。
なぜなら正月期間しか授与されないお宝巡りの他に鷽替え神事もある。
鷽替え神事とは菅原道真を祭神とする天満宮において行われる神事。
木彫りの鷽(うそ)を毎年取り替えることで、前年にあった悪しき事を嘘(うそ)とし、本年は吉となることを祈念して行われる。

都内近郊の天満宮では1月25日に「鷽替え神事」を行う事が多い。
なので1月25日が平日に当たる年はサラリーマンは行けない可能性がある。
そんな中、千葉天神の鷽替え神事は毎年1月25日~2月3日。
ありがたい事に9日間も行われるので土日を利用して行けるのだ。

JR千葉駅で降りて歩く事10分、千葉神社に着いた。
千葉神社は1000年(長保2年)、千葉氏の守護神・妙見菩薩を本尊とする寺院(妙見寺)として平忠常が建てたのが始まりなのだという。
神聖な空気が漂う広い境内、本殿は竜宮城のように立派だ。

境内を進むとお目当ての千葉天神を発見。
千葉天神は平安時代末期の1182年(寿永元年)、千葉神社境内に勧請された学問の神様・菅原道真公を御祭神とする神社。


「頭が良くなりますように…(なむ~)」
天神様にお祈りした後は、お楽しみ鷽替えタイム。
千葉神社の社務所では「5種類の木彫りの鷽鳥」を授与している。

手彫りの温もりを感じられる素朴な鷽鳥。
全体的に細長く袴の部分に巻かれた紙には「千葉天神」と書かれている。
可愛らしい真ん丸の目、頭頂部がブルーに彩色されている珍しい鷽だ。

天神様と鷽の関係については諸説あるが、有名な伝承としては…
大宰府へ左遷された菅原道真公が神事を行っていると、蜂の大群が現れ民衆が襲われそうになった。
そこに多数の鷽が飛来し蜂を退治したといわれている。
この故事から「鷽鳥は厄災を祓い幸運を招く鳥」とされ、天神様のお仕え鳥として祀られている。

Wikipediaには鷽は「スズメ目アトリ科ウソ属に分類される鳥類の一種」と書かれていた。
「木彫りの鷽」は何度も見た事があるけど、「本物の鷽」は一度も見た事がない。
どこに行ったら見られるのだろう?

入手日:2023年1月29日
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夫婦シーサー(石敢當):宮古島

入手場所:マイパマ
沖縄県宮古島市平良下里1657-128
TEL:0980-72-7810
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沖縄県郷土玩具ツアー。
前年に行った沖縄(本島)では、古くから伝わる沖縄張り子や斬新なアイディアでユーモアたっぷりの琉球張子を入手する事が出来た。

そして今回訪れたのは宮古島。
いろんな本やネットを駆使して調べたけど、残念ながら宮古島には郷土玩具は無さそう。

日本最南端の神社(宮古神社)で“華筒みくじ”を拝受しただけで帰るのはしのびないなぁ。
と思っていたら…

最終日、宮古空港内の売店(マイパマ)に行くとシーサーの置物がズラリと並んでいた。


考えてみたらシーサーは沖縄の守り神だし…
大量生産品とはいえシーサーは沖縄の郷土玩具だよな。
と勝手に考え、阿吽のシーサーの間に「石敢當」と書かれた置物を購入した。

ところで「石敢當(いしがんとう)」とは何ぞや?
ちょいと調べてみると…
石敢當は沖縄県に多く分布する魔除けの石碑。
「マジムン」と呼ばれる魔物から家を守るため、T字路や三叉路などに石敢當を設け魔物の侵入を防ぐそうだ。
シーサーは「獅子」を沖縄の言葉で発音したもので、魔除けや守り神として知られる。

阿吽になった2体のシーサー。
一般的に右側が雄、左側が雌だといわれ…
口を開けているのは悪霊や魔物を追い払い、口を閉じているものは幸福を逃がさない、という意味があるそうだ。

「シーサー」と「石敢當」が合体した置物。
どちらも魔除けのご利益があるので、わが家の邪気も払って貰おうかな。
沖縄で買って「うれシーサー♪」
入手日:2023年7月5日
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