塩山の鳩笛:佐藤君三さん
入手場所:県民情報プラザ
山梨県甲府市丸の内1-8-5
TEL:055-221-3040
高さ5cm、長さ9cmほど、土製の鳩笛。
茶色い鳩の背中の両側に大きな白梅が描れ、
「江戸時代より伝わる旧型 塩山の鳩笛」と書かれた紙が貼られている。
素朴で赴きのある鳩笛だ。
手に取って吹いてみると「ホーホー」と鳴る音色は若干高い感じ。
この鳩笛は古くから「子供のカンの虫が切れる」といわれている。
同封の栞によると…
「天保元年(1830年)、江戸八丁堀に「鳩の定助」という鳩笛を作る人がいて、安政元年(1852年)に甲斐の国、国松里村三日市(現塩山市小屋敷)に移り、恵林寺山門で「ぶこつ焼」という焼き物を作り出したのが始まりです…」と書かれていた。
メッチャ歴史があるんだねぇ。
実はこの鳩笛、大正時代には廃絶していたんだけど…
佐藤製作所の佐藤君三さんが東京湯島の牧野玩太郎さんの愛蔵していた「塩山の鳩笛」から原型を写し取らせて頂き、復活させる事が出来たそうだ。
定助さんから君三さんへ。
廃絶する郷土玩具が多い中、復活されるとは郷土ガンガーにはとても有り難い事です。
入手日:2004年10月11日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
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