一文人形:豊泉堂

入手場所:民芸の店ぶんご
大分県大分市府内町3-7-29
TEL:097-532-6436
バナー↓をポチポチッとお願いします



大分市にある「民芸の店ぶんご」さんの店内は郷土玩具で溢れている。
ソロキャンプをするなら、ここの店内にテントを張って泊まってみたい。
郷土玩具に囲まれて眠ったら最高だろうな~♪

店内の一画に、一文人形(首人形)が藁束に刺されて販売されていた。
一文人形は竹串の先端に長さ4~6cmほどの土製の頭(かしら)が付いた首人形。
どの顔も目の周りや頬に薄い紅、目の 内側から鼻に沿って隈取のような赤い線が入っている。
顔が描かれているのは前面だけ。

裏は扁平で白く塗られていて、それぞれ「い・ろ・は…」の文字が書かれているので、説明書と照らし合わせれば人形の名前が分かる仕組みになっている。
同封の栞によると…
大分県柞原神社の夏祭に三百年の昔から「浜の市」が開かれ、その路傍で名物「しきし餅」と共に売り出されていたものに一文人形が有りましたが、惜しい事に大正末期頃その姿を消してしまいました。と書かれていた。
戦後、地元の郷土玩具研究家により復元に成功。
現在は別府市の、「豊泉堂」さんで牛若丸・おかみさん・足軽・五右衛門など21種類の一文人形が製作されている。

購入したのは「た」と「と」、2つの一文人形。
た…大鬼
と…青かぶと
一文人形というぐらいなので、当時この人形は1つ1文で売られていたに違いない。
ネットで江戸時代の1文はいくらなのか調べてみると…
諸説あったけど日本経済新聞社によると1文は32.5円らしい。
現在、一文人形は14文ぐらいで販売されていた。
よく「四文屋」という酒場に飲みに行くけど…
焼きとんは1串100円なので4文より安いんだね♪
入手日:2022年7月17日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
http://waraibuta2.blog.fc2.com/
最後まで読んで下さり ありがとうございました
バナー↓をポチポチポチッとお願いします♪




- 関連記事
スポンサーサイト