熊本 木の葉猿(馬乗猿):木葉猿窯元

入手場所:熊本県伝統工芸館
熊本県熊本市中央区千葉城町3-35
TEL:096-324-4930
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熊本旅行の際、前もって熊本県内の郷土玩具を一手に展示・販売している「熊本県伝統工芸館」に連絡。
入手したい郷土玩具の取り置きをお願いした。
レンタカーで熊本市の市内観光、熊本城の周りは震災の爪跡が生々しく残っていた。

目的の「熊本県伝統工芸館」は熊本城から目と鼻の先にあった。

1階にある「工芸ショップ匠」で名前を告げると、予約しておいた郷土玩具をカウンターに並べてくれた。


その中の1つが高さ10cmほどの木の葉猿(馬乗猿)
木の葉猿(このはざる)は、猿の形をした素焼きの土人形は熊本県を代表とする郷土玩具。
馬に乗った猿のとぼけた顔立ちが印象的。
素朴な手びねりで作られた猿、赤・青・白の彩色がエキゾチックでアフリカの民芸玩具のようにも見える。


購入した熊本県伝統工芸館の説明によると…
723年(養老7年)の元旦。
「虎の歯(このは)」の里に住んでいた都の落人が、夢枕に立った老翁のお告げによって奈良の春日大明神を祀り、神社に奉納する祭器を木葉山の赤土を用いて作りました。
残った土を捨てたところ、それが猿に化けたという伝説から生まれたものといわれています。
この木葉猿は、型を使わず指先だけで粘土を捻って作り、素焼きした素朴な玩具です。
元は無彩でしたが、現在は彩色したものもあります。
悪病・災難除け・子孫繁栄などのお守りとしても用いられています。
木葉の里は薩摩藩の参勤交代の道中でもあったので、土産品としても江戸時代から国内各地で広く愛されています。と書かれていた。

723年といったら、約1300年も前の事!
それが発祥となると、日本で一番古い郷土玩具ではないだろうか?
そして木葉山の語源は「虎の歯」だったとは。

熊本県玉名市玉東町の木葉山山麓で作られている木葉猿。
宿場町の土産物として全国に広まり…
1916(大正5)年の全国土俗玩具番付で「東の横綱」にも選ばれた貴重な郷土玩具だ。
入手日:2022年8月17日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
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