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赤坂人形(天神):野口紘一さん



入手場所:赤坂飴本舗
福岡県筑後市蔵数563
TEL:0942-52-4217




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九州郷土玩具ツアー(4日目)
福岡県筑後市にある「赤坂飴本舗」という飴屋さんに到着した。



郷土玩具を入手するにあたり、一番の醍醐味は…
「製作者の方に直接会って話を伺う」という場面。

今回の九州旅行は過密スケジュールだったので、殆どの郷土玩具は県の工芸館や郷土玩具を販売しているショップに頼ってしまった。

駄菓子菓子!
唐津の曳山人形とコチラの赤坂人形は直接製作者の方から購入したので、人形についての話をいろいろ伺う事が出来た。













まさにこれが醍醐味。
なので、赤坂人形は九州で購入した他の郷土玩具と比べると「思い入れ度」が全然違う。

高さ11.3cmほどの天神人形。
赤や青で簡単に彩色された素朴な天神さま。
天神様は大好きなので、各地の天神人形を集めているけど…
ここまで素朴な作りの天神人形は初めてだ。




同封の栞に赤坂人形の由来が書かれていた。

赤坂人形
紅葉映える筑後赤坂の里は、江戸中期の頃から有馬藩のご用窯として知られた赤坂焼の産地であった。
赤坂人形は、陶芸職人の余技として製作されたものといわれている。
別名「ててっぽっぽ」とも呼ばれ、幼童の玩具や民芸品として親しまれてきた。
製作技法はシンプルで、素焼に胡用粉をかけ、紅黄、青などの食用色素で彩色するもので、ほのぼの とした温もりがある。
日本の郷土玩具百選でも「筑後の赤坂というところを訪ねると、まことにひなびて、心温まる土人形 がひっそりと待っていてくれる」と紹介されている。
子守笛、鳩笛、ふくろう笛の笛類のほか福助、天神、猿などの十数種の人形たちが温和な筑後の使者として旅立ちを待っている。

製作窯元 赤坂飴本舗





江戸時代中期から作られている歴史のある赤坂人形。
由来に書かれていた「ててっぽっぽ」とは筑後の古い言葉で「不器用な人」という意味らしい。

確かに不器用な人が作ったような素朴な人形だ。
赤坂人形の特徴は型を合わせた際に出る、はみ出した部分(耳)が残ったまま製品になっている点。

これは鯛焼きにも見られる部分、ハサミでカットする店もあるぐらいだ。
羽根付き餃子の羽根の部分と言った方が分かりやすいかもしれない。
彩色もテキトーっていえばテキトー。
チャチャッと筆を引いただけなようにも感じる。

それが赤坂人形の良さでもある、素朴過ぎる土人形で大好きだ♪



入手日:2022年8月20日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。



【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
http://waraibuta2.blog.fc2.com/


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