唐津曳山人形 飛龍:唐津民芸曳山

入手場所:唐津民芸曳山
佐賀県唐津市本石町92-1
TEL:0955-72-7616
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九州郷土玩具ツアー(3日目)
博多駅前でレンタカーを契約。
西九州道をかっ飛ばし佐賀県の唐津にやって来た。
唐津と言ったら唐津城と「唐津くんち」が有名だ。


唐津市内を巡行する14台の絢爛豪華な曳山は高さ約7メートル、重さ約2~3トン。
赤、緑、金など色鮮やかに輝く巨大な山車は圧巻だ。
そんな唐津の曳山をミニチュアにした郷土玩具が欲しくて代表の西田紀一さんのお宅に電話をかけた。
西田さんはとても感じの良い方で、快く工房に案内して下さった。
工房では曳山人形を製作中、丁寧に彩色の作業をしている女性の姿が見える。

作業場を見てテンションMAX♪
キョロキョロしていると西田さんが曳山人形の製作過程を順番に説明してくれた。
まずは人形の基となる型、大きな型から小さな型まで種類豊富に並んでいる。
次に焼きあがった素焼きの人形と下塗りを施した曳山人形。
そして綺麗に彩色された完成品をいろいろ並べてくれた。

唐津曳山の種類は…
(1) 赤獅子、(2)青獅子、(3)浦島太郎、(4)義経の兜、(5)鯛、」(6)鳳凰丸、(7)飛龍
(8)金獅子、(9)武田信玄、(10)上杉謙信、(11)頼光の兜、(12)珠取獅子、(13)鯱、(14)七宝丸
大きな人形は本物の曳山を忠実に再現、小さくなればなるほど丸みを帯びて可愛らしくなっている。
わが家のケースには大型の人形は入らないので中ぐらいのサイズを頂くことにした。

睨みを利かせた真っ赤な飛龍のカッコイイ事!
下に書かれた「新」は唐津市新町の事。
新町の飛龍が製作されたのは弘化3年(1846年)、南禅寺の障壁画に描かれている飛龍がモデルになったようだ。

曳山人形を入手後、西田さんの勧めで実物の曳山が展示されている「曳山展示場」に行ってみた。
ガラスの向こうに並ぶ曳山はすこぶる巨大でカラフル、どれも個性的な形をしている。



各曳山の説明も書かれていて、「唐津くんち」の様子がビデオで流れている。
巨大な曳山が唐津の町並みをうねりながら巡行する姿を見ていたら、いつか絶対に「唐津くんち」をこの目で観たくなった!

古い物では176年も前から唐津の町を曳かれているのかと思うと感慨深いものがある。
よし、引退したら絶対唐津に行って曳山巡行を観よう♪
※2000年の年賀切手デザインに唐津曳山人形が採用されている。


入手日:2022年8月19日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
http://waraibuta2.blog.fc2.com/
最後まで読んで下さり ありがとうございました
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