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のごみ人形 かえり猿:能古見人形工房

かえり猿 (2)


入手場所:民芸の店ぶんご
大分県大分市府内町3-7-29
TEL:097-532-6436


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九州郷土玩具ツアー。
大分市にある「民芸の店ぶんご」さんの店内は郷土玩具で埋め尽くされていた。

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ワクワクしながら眺めているとビビッと惹かれる人形が目に入った。
それがコチラの「かえり猿」

かえり猿 (1)


かえり猿 (110)


黒い角に青い鼻、真っ赤な牛にゴージャスな金色の猿が乗った土人形。
仏様の化身といわれる牛の背中に山の神様である猿が乗った素晴らしい縁起物。
「神仏を救い金色の身となりかえりくる」という姿を表しているそうだ。


同封の栞に“のごみ人形”の由来が書かれていた。

のごみ人形が作られているこの地は、九州有明海に面し、霊峰多良岳を控えた山紫水明の佳境であります。
日本三大稲荷の一つ祐徳神社の北方に位置し、歴史的にもこの地方で最も由緒深い環境の中にあり、戦争終結の年の昭和二十年、この「のごみ人形」が生まれました。
終戦時の混乱と飢えの中で、兎もすると荒みがちな風潮の中に、潤いとたのしさを求めて創り上げたのがこの郷土玩具であります。
戦後数年を経て祐徳稲荷神社の境内で売り出し、魔除、開運の人形として参拝客の好評を博してまいりましたが、其の後この地方ばかりでなく、広く郷土玩具として売り出し今日に至りました。
南国的な明るさと単純化された造形は各種の賞を得、この中の兎鈴が昭和三十八年、未鈴が平成三年、稲荷駒が平成二十六年の年賀切手にそれぞれ採用され、海外にまで知られる様になりました。
今でも、人形の成形から顔料でのつけに至る工程を 一つ一つ心を込めて手作りしています。
この地方独特の祭や行事に因んだ土の香りのする人形が四十数種、主なるものは次の様なものであります。
面浮立人形・浮立面・稲荷駒・獅子舞・お多福鈴・十二支土鈴・郷土の動物土鈴・土鈴びな・雛人形・其の他

佐賀県鹿島市能古見辻 のごみ人形工房


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かえり猿 (10)


先人の思いを込めて作られた能古見人形は、見ている人の心を和ませてくれる。
過去に3回も年賀切手の図柄として採用されたというのは凄い事だと思う。



入手日:2022年8月17日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。



【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
http://waraibuta2.blog.fc2.com/


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