柏 下総玩具 行水:松本節太郎さん

入手場所:高崎高島屋(松本節太郎遺作展)
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1994年、柏市にある根戸工房(松本節太郎さんのお宅)にお邪魔した。
突然の訪問にも関わらず快く部屋に案内して下さり、いろいろな話を伺うことができた。
部屋にはおびただしい数の作品が並ぶ松本ワールド、どの人形も素朴で個性的だ。
ユニークな表情の下総人形を見た瞬間とりこになった♪
松本節太郎翁の作品は他では味わえない独特の個性がある。

頂いたプロフィールによると…
1903年(明治36年)、東京下谷で染物屋の四男として生まれた松本さんは戦災に遭い柏に疎開。
戦後「郷土玩具」を作り始め昭和23年頃から上野・浅草・亀戸などで街頭販売。
昭和63年、第一回・ヌーベル文化賞受賞。
平成になると各地で「下総玩具展」が開かれる。
2004年(平成16年)、101歳で永眠。
根戸工房さんにお邪魔したのは1994年。
あの時、松本翁は御年91才だったんだね。
2006年(平成18年)、1月2日~1月9日
高崎高島屋で「松本節太郎遺作展」が開かれると知って駆け付けると…

そこはまさに「松本節太郎ワールド!」
首人形、だるま、干支人形、各種動物の張り子、雛人形、天神、お面,etc.
粘土や和紙を使って作られた「下総玩具」がズラリと展示されていた。
素朴で温かみのある人形は各地にあるけれど…
ここまでユニークで愛嬌のある人形はお目にかかった事がない。

高さ11cmの「行水」は和髪を結った女性が“たらい”の中で行水している様子を模った土人形。
たらいの裏には「下総」と「根戸工房」のシールが貼ってある。

真っ白い身体の女性がセクシー。
年齢は何才ぐらいなのだろう?


男性の皆さんの為にあらゆる角度で撮ってみた。
こっそり塀の隙間から覗いている雰囲気になっただろうか?w
入手日:2006年1月4日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
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最後まで読んで下さり ありがとうございました
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