鹿児島 初鼓:鹿児島神宮

入手場所:鹿児島神宮
鹿児島県霧島市隼人町内2496-1
TEL:0995-42-0020
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「鹿児島神宮」は浦島太郎伝説のモデルでもある海幸彦・山幸彦神話の神を祀っている南九州最大の神社だ。
1756年(宝暦6年)に建てられた現在の社殿は九州最大級の大きさを誇り、内外に装飾があって国の重要文化財に指定されている。
駐車場に車を停め境内に向かうと、華やかな装飾をまとった白馬(神馬)が奉納されていた。


鹿児島神宮では飾り付けられた鈴懸馬が踊る「初午祭」が行われている。
鈴懸馬踊りは鐘、太鼓、三味線の音楽に合わせて足踏みさせ馬が踊っているように見せるもの。
例年20万人以上の観光客が訪れるそうだ。
赴きのある石段を上ると木々に囲まれた境内が現れた。
手入れが行き届いた境内は静かで荘厳な空気が漂っている。

朱塗りの本殿・拝殿はとても立派、彩色も美しく眺めているだけで心が安らぐ。
実はこの鹿児島神宮、信仰玩具が数多く授与されている全国でも珍しい「おもちゃ神社」なのだ。
社務所には「鹿児島神宮信仰玩具図鑑」と書かれた大きなパネルに数多くの信仰玩具が写真付きで紹介されていた。

おぉ~凄い♪
今までいろんな神社仏閣に行って来たけど、こんなにたくさんの授与人形がある神社は初めてだ。
まさに郷土玩具の宝庫、「おもちゃ神社」とは言い得て妙だね。

鹿児島神宮に伝承される玩具の1つが長さ30cmほどの「初鼓」
先の「初午祭」に行われる「鈴懸馬踊り」の様子を模った信仰玩具だ。

太鼓には勇壮な白馬の絵、裏を返すと鹿児島神宮の鳥居が描かれている。
太鼓の両側には大豆が括られた糸が付いているのは「でんでん太鼓」と同じ仕組みだね
棒をくるくる回すと「ポン・ポン」と軽い音がする事から「ポンパチ」とも呼ばれている。

文献には…
「旧暦1月18日に近い後の日曜日に行われる初午まつり。
御神馬を始め奉納馬は鐘が連なった胸飾り、豆太鼓や花や綿などを飾った鞍を着けて華やかに踊ります。初鼓はこの豆太鼓を玩具化したものです。」と書かれたいた。
いつかは鹿児島神宮の初午祭に行って「鈴懸馬踊り」を観たいなぁ。
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入手日:2023年3月19日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
https://waraibuta2.blog.fc2.com/
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