帖佐人形 天神土鈴:折田貴子さん

入手場所:鹿児島ブランドショップ
鹿児島県鹿児島市名山町9-1
TEL:099-225-6120
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鹿児島郷土玩具ツアー。
鹿児島神宮→桜島(月讀神社)→鮫島工芸社と回り、数種類の郷土玩具を入手する事が出来た♪
次に向かったのは鹿児島県内の伝統工芸品が展示・販売されている「鹿児島ブランドショップ」

駐車場(無料)に車を停め館内へ入ると、鹿児島県の物産品が数多く陳列されている。
奥の一画には「工芸品コーナー」があり、県内で作られた郷土玩具がズラリと並んでいた。


購入したのは高さ6.5cm、幅5.54cmの天神人形…

かと思ったら、振るとカラカラ音がする。
裏を見ると鈴口が開いている「天神土鈴」だった。

烏帽子を被り梅鉢の文様が描かれた赤い装束を纏い、右手に金色の笏(しゃく)を持った天神様。
繊細なタッチで描かれ可愛らしい顔立ちをしている。

製作者は帖佐人形窯元の折田貴子さん。
同封の栞に【帖佐人形の由来】が書かれていた。
文禄慶長の朝鮮出兵の際、藩主島津義弘は、現地の陶工達を連れ帰り、今の姶良市帖佐で茶器等を焼かせたが、この陶工達は故国を偲んで慰みに土人形を作ったといわれています。後にこの技は当地の武士達の内職として引き継がれ、盛名を博しましたが、太平洋戦争前後に一時途絶えました。
今でも時折、素朴で古典的な昔の帖佐人形が旧家の床の一隅で発見されることがあります。
三月・五月の節句には、子供の成長を祈念して、必ずこの帖佐人形を贈りました。何れも長寿・健康・武勇・勉学など、その徳にあやからせたいという願いがこめられています。

元々は朝鮮の陶工さんが祖国を偲んで作った土人形。
その技術は後に武士たちの内職として引き継がれ現在に至っているという内容だ。
「帖佐人形」は「垂木人形」や「東郷人形」と共に、四百年の伝統を誇る鹿児島の「三大土人形」の一つ。
帖佐人形は戦後途絶えた時期もあったようだけど見事に復活。
「鹿児島県指定伝統工芸品」として登録され貴重な文化財となっている。
めでたし、めでたし♪
入手日:2023年3月19日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
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最後まで読んで下さり ありがとうございました
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