豊川張り子 鍾馗面:内藤武人さん

入手場所:内藤さん宅
愛知県豊川市当古町東新井
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内藤武人さんのお宅には喉から手が出るほど魅力的な張り子があった。
中でもビビッと来たのがこちらの鍾馗面(しょうきめん)。
ギョロッとした金色の目に黒い眼玉、口の周りに真っ黒い髭が生え怖い顔をした鍾馗様。
三河張り子は江戸時代、文化年間に初代内藤助十が農閑期の収入源としてつくり始めたもの。
魔除けの鐘鬼面や“おころりん”が有名だ。

※豊川張り子 おころりん
鍾馗様といえば幼少の頃。
端午の節句の際、金太郎の隣に鍾馗様の人形を飾って貰っていたんだけど…
顔が恐くてしょうがなかったのを覚えている。

栞によると…
「小坂井の村が猛烈な疫病に襲われた時、神のお告げにより、村民が莵足神社の社宝の面をかぶり“悪魔退散¨を叫んで村中を走り回ったところ、疫病が消えて村民が救われた…」と書かれていた。

以来、「疫病除けの面」として家の入口に掲げる風習が生まれたそうだ。
※鍾馗は、約1500年前(紀元5世紀)から中国に伝わってきた伝説上の英雄。
日本では疱瘡除けや学業成就に効があるとされ、端午の節句に鍾馗の絵や人形を奉納する習慣がある。
男の子には鍾馗様みたいにたくましく育って欲しいと思うのが親心だね。

入手日:1998年11月22日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
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