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高松 牛乗り童子:大崎豊五郎さん

高松 牛乗り童子 (1)

入手場所:大崎文仙堂
香川県高松市中野町

スマホもカーナビも無い時代。
地図を頼りに栗林公園の付近をグルグル探したけど、目指す「大崎文仙堂」は見つからない…
仕方がないので栗林公園の北口から大崎さん宅に電話をかけると…
「そこで待っていて下さい」と言われた。
しばらくすると大崎さんが自転車に乗って迎えに来てくれた。
その後、ご自宅に案内され部屋にあげて頂いた。


大崎文仙堂 (11)

大崎さんは話しが大好きなようで、数多くの貴重な話(張り子や土人形、戦争の話など)を伺う事が出来た。
こういった事があるので、直接製作者さんの元を訪れての郷土玩具収集はやめられない。

大崎文仙堂 (3)

大崎さんは特に“嫁入人形”に愛着があるようで、一つ一つ手に取って説明してくれた。
2つの嫁入人形を両手に持って「鯛と鯉をよく間違える人がいますが、口の大きさが違うのですよ」と教えてくれた。部屋に並ぶ数多くの嫁入人形の中から、特に気に入ったのがコチラの“牛乗り童子”

高松 牛乗り童子 (2)

高さ9.5cm、長さ16cmほどの土人形。
口を開け大きくのけ反った牛の上に赤い衣装の子供が乗っている。
艶やかに彩色された土人形。
素朴な中にも斬新な赴きがある。

高松 牛乗り童子 (11)

実はこの土人形。
平成9年の年賀切手のデザインに選ばれたほど価値あるもので、部屋にその時のパネルが飾ってあった。
自分の作った人形が年賀切手に選ばれたら、そりゃ~嬉しいだろうね。

高松 牛乗り童子 (65)

【高松嫁入人形】
その昔、高松地方では嫁入りの際、嫁ぎ先の近所の子供たちに土人形を手土産として与える風習があった。

この「牛乗り童子」は土人形なのでかなり重い。
いくら嫁ぎ先の近所にいる子供たちに配るといっても、こう重くては嫁さんは大変だ。
嫁入り人形が土人形から軽い張り子に移り変わった理由が分かる気がする。

大崎文仙堂 (9)


※掲載されている内容は当時のものです。
情報が古い場合がありますのでご了承下さい。




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