高知 坊さんかんざし:とさ民芸店
入手場所:とさ民芸店
高知県高知市
四国を旅行中、高知市内にある“とさ民芸店”に立ち寄った。
目的は鯨車と坊さんかんざしだ。
高知県を代表とする郷土玩具を目の当たりにしてワクワク感が止まらない。
高さ10cmほどの張り子人形。
相合い傘の中で寄り添う男女、これは“よさこい節”の歌詞のまんま。
♪土佐の~高知の はりまや橋で
♪坊さん~かんざし 買うを見た
♪よさこ~い よさこい
お坊さんが簪(かんざし)を買っているところを誰かに見られた?
坊主頭のお坊さんが簪を挿すワケ無いもんね(刺したら血が出ちゃうよ)
こりゃ女性にプレゼントするって事がバレバレだw
ちょいと調べてみると、これは実際にあった話のようで…
【純信とお馬の恋物語】
高知の五台山竹林寺脇坊妙高寺の住職をしていた純信(37歳)が、鋳掛屋の娘 大野馬(17歳)と禁断の恋をして駆け落ちした話。
お馬に好意を持っていた純信の弟子 慶全は、播磨屋橋の小間物屋・橘屋でかんざしを買ってプレゼントしようとした。
しかし、純信に好意を持ち始めていたお馬は慶全の告白を断った。
失恋した慶全は、純信とお馬の事を町人に言いふらしてまわった。
やがてその事が本山にも知られるようになり、恋仲になった2人は駆け落ちをして京都を目指す事になった…
(Wikipediaより抜粋)
そっか~!
弟子による嫌がらせが原因で純信とお馬は駆け落ちせざるを得なくなったワケだね。
そして、かんざしを買ったのは傘の中で首を振ってる僧侶じゃなく弟子だった。
というお話。
坊さんという事がバレたくないのか?
純信は頬っかむりをして、辺りをキョロキョロ見渡している(首振り)姿が滑稽。
なんとなく申し訳なさそうな顔立ちだ。
逆にお馬は晴れやかな笑顔、一緒になれた喜びだろうか?
夜逃げをしたと言う事は、純信が手に持っているのは提灯かな?
いずれにせよ地元の住職が20才も若いギャルと駆け落ちしたなんて話は、あっという間に広がっただろうね。
よさこい節で有名な“はりまや橋”に行ってみると、朱塗り欄干の小さな橋が架けられているだけ。
下には川が流れていない小さな観光用の橋だった。
これが「日本三大がっかり観光地」と謂われる由縁なのか~。
その骨董品、古くて状態が悪くても、買取できる自信があります!
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