那珂湊達磨:飯田善司さん

入手場所:飯田さん宅
茨城県ひたちなか市十三奉行1975
TEL:0292-62-3725
バナー↓をポチポチッとお願いします


茨城県郷土玩具ツアー。
那珂湊の魚市場で海鮮丼ランチ。


その後、張り子の製作をしている飯田さん宅にお邪魔した。
着いてビックリ!
広い庭に真っ赤な達磨がたくさん天日干しされていた。
当日の茨城県は雲一つ無く達磨を乾燥させるには絶好の天気。

いやぁ~素晴らしい光景♪
すぐ近くに「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」に選ばれたネモフィラの丘(ひたち海浜公園)があるけれど…
郷土ガンガー(郷土玩具マニア)にしたら干された達磨の方が絶景だw

そういえば…
以前、群馬県の「岡田だるま店」さんでも同じような光景を見た。

那珂湊達磨は「茨城県指定郷土工芸品」で「ひたちなか市の無形文化財」でもある。
海上安全と大漁祈願のだるまとして知られ、顔の彫が深く横に平たく胴が長く見えるのが特徴。

そういわれて見れば、髪型?はリーゼントみたいに出っ張っている。
顔の部分が長方形でちょいと変わっている。

※ところで「ほ」って何だろう?
入手日:2004年11月21日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
https://waraibuta2.blog.fc2.com/
最後まで読んで下さり ありがとうございました
バナー↓をポチポチポチッとお願いします♪




三原 たこだるま:三原だるま工房

入手場所:うきしろロビー観光案内所
広島県三原市城町1-1-1
TEL:0848-67-5877
バナー↓をポチポチッとお願いします


高さ9cmほど、*豆絞りの鉢巻きをしたタコだるま。
赤とピンクがあったけど、 郷土玩具では珍しいピンクのタコを購入した。
目と口が同じ大きさで○と●だけで描かれている。
*豆絞りの鉢巻き
白地に小さな青い点が散らばった模様の手ぬぐいの事。
鉢巻きや半被などに使われ、粋な雰囲気を醸し出せる。
タコの郷土玩具は初めて入手したので何だか嬉しい。
そういえば三原駅の近くでタコの絵をたくさん見たけど、何か関係あるのかな?


気になったので調べてみると…
・三原市は瀬戸内海に面したタコの名産地で、江戸時代からタコ壺漁を行ってきた。
・毎年8月8日にはタコの豊漁を祈願する「タコ供養」や「タコの日」が行われている。
・三原市の名物料理としては、タコ飯やタコ汁などがある。
などなど、三原市と蛸の関係は歴史的にも文化的にも深いものがある事が分かった。


同封の栞によると…

【たこのこと】
蛸はたこ八ちゃんといって、 末広がりで、縁起良く、多くの人に幸せを呼ぶ 「三原多幸だるま」 起き上がりとして愛されてきました。
蛸のことを英語では「オクトパス」といいます。
机の上などに置くと、合格すると受験生の皆さんに重用されています。
頑張って栄光をもたらして下さい。
郷土民芸 三原だるま


「オクトパス(置くとパス)」かぁ!
この“たこだるま”を受験生に贈れば喜ばれること間違いなしだ。
三原市の職員もなかなか良い事を考えたね。
「山田くん、三原市にザブトン3枚やって下さい」
入手日:2023年9月22日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
https://waraibuta2.blog.fc2.com/
最後まで読んで下さり ありがとうございました
バナー↓をポチポチポチッとお願いします♪




兎神楽焼き:調神社

入手場所:調神社
埼玉県さいたま市浦和区岸町3-17-25
TEL:048-822-2254
バナー↓をポチポチッとお願いします


郷土玩具を集め始めたばかりの頃、義父からお土産に頂いた「兎の神楽焼き」
入手したのは埼玉県さいたま市にある調神社。
「調」と書いて「つき」と読むそうだ。

「つき」と読むので「月」に関係するウサギの授与品なのだろうか?
さっそく調べてみると…
「調」が「月」と同じ読みという事から月待信仰と結びつき、月神の使いである兎が調神社の守り神となった。
と書かれていた。
う~ん、やっぱり月に関係があったね。
この兎ちゃん、正式名は「調宮兎守」


同封の栞によると…
「兎は当社の使姫として古来より印婦、燈籠等にも用いられ、正面入り口の両側に狛犬の代わりに兎の形像が用いられている。この兎を肌身はなさず所持して戴くことにより、大神様の広大無辺な御神徳を受ける事ができます」

社名の「ツキ」により月待信仰がある神社。
地元では「つきのみや」と愛称され、鳥居のない神社として有名のようだ。


狛犬の代わりに狛兎が鎮座、さらには手水や社殿、御朱印帳まで兎だらけといった神社。
ウサギが好きな人には堪らない神社だね。
入手日:1993年
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
https://waraibuta2.blog.fc2.com/
最後まで読んで下さり ありがとうございました
バナー↓をポチポチポチッとお願いします♪




宮島杓子:厳島神社

入手場所:厳島神社
広島県廿日市市宮島町1-1
TEL:0829-44-2020
バナー↓をポチポチッとお願いします


広島県郷土玩具ツアー。
2日目は日本三景の1つ「安芸の宮島」に渡った。
宮島といったら真っ先に思いつくのが海に浮かぶ神秘的な「厳島神社」
平安時代から続く歴史ある神社で本殿や能舞台は国宝に指定されている。

厳島神社のシンボルといえば大鳥居。
宮島に着いた時は干潮だったので海岸に降りて大鳥居の真下まで歩いて行く事が出来た。


それから数時間後、再び厳島神社を訪れると大鳥居はすっかり海の中、幻想的な姿を見せてくれた。




本殿を参拝後、社務所に行くと「宮島杓子」が授与されていた。

同封の栞によると…
【宮島杓子の由来】
寛政の頃 神泉寺の僧の誓真という方がある夜、弁財天を夢見てその琵琶の優雅で美しい曲線から杓子を考え、作る事を島民に教えました。
この杓子で御飯をいただけば御神徳を蒙り、福運を招くという縁起物でもございます。
と書かれていた。

広島といったら“しゃもじ”だと思っていたけど、宮島では“しゃくし”。
気になったので杓文字と杓子の違いを調べてみると…
「杓子」という言葉そのものは平安時代からあるとされ、しゃもじは漢字で「杓文字」と書き杓子の女房詞。
古くはどちらにも区別はなく同じものを意味する言葉であったとされている。
なるほど、杓子も杓文字も同じような物なんだね。
そして杓子は琵琶の曲線から考えられたというのを初めて知った。

こちらの杓子は長さ21cm。
表?裏?には「厳島神社」と焼印されている。
この杓子でご飯をよそうと福があるそうだけど…
飾っておきたいのでご飯をよそうのはよそう。
お後がよろしいようで…
入手日:2023年9月23日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
https://waraibuta2.blog.fc2.com/
最後まで読んで下さり ありがとうございました
バナー↓をポチポチポチッとお願いします♪




石見長浜土鈴 ひょっとこ: 日下義明商店

入手場所:島根県物産観光館
島根県松江市殿町191
TEL:0120-404-150
バナー↓をポチポチッとお願いします


島根県郷土玩具ツアー。
国宝 松江城から目と鼻の先にある「島根県物産観光館」

ここは島根県の特産品やお土産品を展示・販売する施設。
島根県産のものが豊富に揃っていて、もちろん郷土玩具も数多く販売されている。




石見長浜土鈴は島根県浜田市の伝統工芸品で、約400年の歴史がある。
その中の1つ「石見長浜土鈴のひょっとこ」を購入。

片目をつぶり、口を尖らせた面白い顔の男。
「ひょっとこ」といえば日本人を代表とする変な顔。
実は「ひょっとこ」は、わざと変な顔をしているワケではなく、
風呂の火を焚く仕事をしているのだ。

風呂釜のバックヤードで、竹筒を使って息をフーフー吹きかける火男(ひおとこ)…
そのユニークな姿(口を尖がらせ、煙が目に入って痛がっている)を模したのが「ひょっとこのお面」
この“ひょっとこ土鈴”を見て、伊勢原で訪れた「渡辺民芸工房社」渡辺石芳さんの作品を思い出した。

※伊勢原の“ひょっとこ土鈴”
石見長浜土鈴と渡辺石芳さんの関係を調べてみると…
渡辺石芳さんは島根県の長浜人形師の修業をされた後、神奈川県伊勢原市で独立しました。
長浜人形は石見長浜土鈴と同じく島根県浜田市の伝統工芸品で、素朴な味わいの土人形です。
渡辺石芳さんは長浜人形のほかにも、伊勢原(大山)土人形や大山天狗面などの作品を制作しています。と書かれていた。
島根県のDNAを引き継いだ伊勢原の土人形。
なるほど、渡辺さんの作品はそういった経緯があって作られているんだね。
そんな長浜人形は「島根県ふるさと伝統工芸品」に指定されている。
入手日:2022年11月26日
※掲載されている内容は当時のものです、情報が古い場合がありますのでご了承下さい。
【笑い豚2】
60代。酒場を知り尽くした男の飲んだくれブログ。
https://waraibuta2.blog.fc2.com/
最後まで読んで下さり ありがとうございました
バナー↓をポチポチポチッとお願いします♪



